音質ってやつの話。

なにはなくとも音質についてのお話です。

Lac-Qくんが改めて番組を始めるということでミックスに悩んでるぜアピールしながら
ツイートをしてたところに老婆心ながら、俺マスタリングやろうか?と声をかけたのが始まりでした。

そのままチャンネルラクラジオのジングルのミックスとマスタリングをしたので
良かったら聞いてみてね!!


まぁそのまま音質の話にもなったりして、改めて考えてみたわけです。

とりあえず僕の結論から。


聞きやすければなんでも良い。


じゃあ聞きやすさってなんやねんってお話になると元の音声の滑舌や録るときの音、
二人で喋るのか、一人で喋るのか、はたまたもっと大人数で喋るのか、
色々要素が加わってきて、なんとも言えません。

ほな、最低限の音質を探した場合のやり方を考えてみようかと。
安心してください。一部の場合を除いてほとんど何かを買えとか言いません。


○マイクについて

まずもってマイク。何を置いてもマイク。

シンダイトッキュウの場合は、幸い十川にしろ、俺にしろ、
安価ではありますが、コンデンサーマイクもダイナミックマイクも持っているのもあって、
ある程度のクオリティの録音音源ができるので、割と適当でも良かったりします。

でもマイクに拘れなんて僕は言いません。
あれば良い、無ければ自分のスマホでいいです。
スマホが無い人は・・・、永遠のリスナーでも良いじゃない!

コンデンサーマイク、ダイナミックマイク、それぞれいっぱいあります。
上を見たら果てしない。

なら下を見ればいいじゃない


てか、スマホで動画撮ったときの音声ビックリするくらい良くないですか?
割とノイズも少ないし、それでいいです。

あとは音声の出力の仕方さえどうにかすれば、それでいいです。はい。
だってマイク探すのも大変だし、マイクって結構高いでしょ?

どれがイイとか分けわかんないし、SM58?RODE?オーテク?結局何がいいの???


スマホで良いです。良いです。

シンダイトッキュウ93回でも話しましたが、iphoneSE(第二世代)を最近購入したわけですよ。
スピーカーにしろなんにしろホンマに音質めっちゃええやん。

めっちゃええやん!!!

なので、変に悩んだり、調べるのめんどくさかったらスマホでいいです。


○録るときの音量

マイク用意したったぜ!そんな人が気をつけなきゃいけないこと。
画像で説明した方が早いので一旦これを見てください。


波形が上下で水平になっているところがありますね?
これが所謂、音割れを起こしている音声です。

では綺麗な音声はというと。


波形の流れがしっかり視認できますね。

水平になってる方の画像の場合の音声だとハッキリ言って基本的には使えないです。
どんだけテンション上がってんねんって思えることもありますが、
音質という観点からだと、基本的にはアウトです。録り直しです。

ちなみにちなみに十川のタイトルコールは良く音割れがおこってます。
まぁある程度割れているくらいなら僕の声と合わせていますし、
OPも裏で流れているので結構誤魔化せてると思います。(誤魔化せてたらいいな・・・。)
あと、わざと割れてるのを放置してるときもありますけどね。
雑に臨場感を出せる手法の一つだったりもします。(多用はしちゃダメだけどね!)

と雑にフォローを入れましたが、どんだけ良いマイクで、どんだけ良いスタジオで録っていようが、
これだと編集の方向性が"誤魔化す"という方向性になってしまいます。
そしてこれが全編に渡ってある場合は誤魔化しきれません。


じゃあどうすればいいのか。

小さい声で喋るか、大きい声を出すときは離れてください。

スマホで録るならこれだけ気を付ければいいです。
ミキサーやオーディオインターフェイスなどで録音音量を調整できるなら
一番大きい音を出したときの波形を一旦チェック、
波形が潰れない音量を探して、その状態で録音してください。

マイクが安物でノイズが酷くて小さい声で喋るとノイズが乗っちゃうのって人は
大きい声で喋り続けてください。それか良いマイク買って小さい音で録音してください。
それかスマホにしましょう。もしくはイコライジングがんばってください。


○エフェクトについて

上記をある程度気を付けて録音したあと、シンダイトッキュウの場合は
エコーやBGMなんかを入れる前にコンプレッサーやマキシマイザーなんかで音量、音質を整えています。

今は通話アプリで通話しながらの収録でちょっとした環境音が入ることもあって、
スタジオ収録のときはやっていなかったんですが、ノイズゲートも入れています。
僕の場合は奥さんの生活音も入るのでそれもまとめて消しています。

ただまぁ声が割れていない音源を用意できたら正直それでオッケーだと思います。
podcastって数多ある番組全体で音量の統一ってされていませんし、
音量調節はリスナー側でサッと出来ますしね。

シンダイトッキュウを編集するときは十川の声の抑揚にリスナーがビックリすることもあるだろうし、
僕の甲高い笑い声もキンキンすることもあるだろうってので、
それをある程度抑えるようにリミッター、コンプレッサーで調節、最後にイコライジングをしています。

僕の場合ダイナミックマイクのときとコンデンサーマイクの時とあるので、
それによって少しだけイコライジング変えてたりします。

ほなコンプやマキシマイザーの調整はどうなってんねん
って話ですが、


そこそこ高いソフトを使ってます。


僕もずんさんもcubaseやlogicで作曲をするのでそのソフトのプリセットで僕らに合うものを使ってます。
フリーソフトとかは随分昔に使ったっきりなので分かりませんが、
「気になる、でも分からない」なら、聞きながら調整するしかないとしか言えません。
それもめんどくさいなら高いソフトを買ってください。
そんでyoutubeで指南動画を探してください。
自動的に勉強するようになりますし、作りたいものに合わせたエフェクトが入ってます。


○聞く環境

ここまできたら最終調整です。
様々な環境で聞いたときにちゃんと聞きやすくなっているかどうかの確認です。
これについては別で記事をまた書くので詳しく知りたければそちらをどうぞ。

要は"聞きやすさ"の基準がどこにあるのか分からない人は
たっかいスピーカーやヘッドフォンを買わなくても色んな環境で確認すれば
自然に聞きにくい環境ってのが出てくるはずです。
そしたら、それまで聞きやすかった環境、聞きにくい環境の両方で
聞きやすい音源ってのを作れば、どんどん音質は良くなっていくと思います。

僕の場合は以下の環境で"ある程度の聞きやすさ"が確保できているか確認しました。

・安物のイヤホン
・ちょっとお高いヘッドフォン
・家電量販店で買ったスピーカー
・モニターについてるスピーカー
・ノートPCのスピーカー
・iphoneのスピーカー
・車の移動時
・雨の日の車内



以上の環境で
・音量を小さくして聞いた時
・音量を大きくして聞いた時
の2パターンで

・音声の小さい箇所、大きい箇所の差が小さくなっているか
・キンキンした音になっていないか、
・言葉の聞き洩らしが発生しないか

等を確認しています。

本当はここに反響が少ない部屋での
YAMAHAのモニタースピーカーで聞いた場合
ってのを入れたいんですが、しばらくは無理そうです。

最初っから全部なんてめちゃくそ時間がかかりますし無理なので、
僕は回が進むごとに上がった音源を聞いて毎回微調整してました。
基本的に編集する時間そんなにないですしね。

ちなみに毎回これをやった場合、30分の番組の編集に8時間かかる計算です。
というか編集作業とか入れずになんで諸々の作業込みだと10時間以上かかりますね。
もちろんそんなことやめてください。

そんなに時間かけるなら、それこそ色んなこと勉強して、それをpodcastで話題にできるわけですからね。
音質なんてちょっとづつ変えていけばいいんです。

そんでここからはシンダイトッキュウの収録環境、編集環境が変わっていったってお話。
長いので適当に流し読みしてね。


○今の収録環境

現在はコロナウイルスの影響で県をまたいで行動できないので
通話アプリで通話しながらお互いに録音し、
録音した音源を僕の方で合わせて十川に渡して、
十川がOPEDやエコー処理、BGMを入れて完成っていう流れです。

編集に慣れてきたってのもありますが、音質の面では今が一番良いです。
ですが、やっぱりデメリットもたくさんあります。

まずは通話アプリで発生するラグですね。

被るなぁなんて十川が収録中に溢すこともあるくらいやっぱりラグは発生します。
それを埋めたり、被ってる部分を離したり、逆にくっつけて臨場感を出してみたりしています。
それこそ一言一言切って貼ってを繰り返してます。
円滑なコミュニケーションが取れているように聞こえて、かつ聞きやすい、
それをある種"人為的"に弄ることが可能なのはメリットなのかデメリットなのか。

個人的にはpodcastはリアルなコミュニケーションをエンターテインメントとして発信する場だと思ってたりするので、
それを弄るのはやっぱりメリットとは断言できないところではあります。

ただ、どうしても喋る間の取り方はお互いズレていくので、
リアルタイムで考えた時に直前の言葉にどのタイミングで十川が入ってきていたか、
逆に僕がどのタイミングで相槌を打ったかどうかをある程度は再現したいですし、
最大のデメリットであるラグが原因で発生する言葉被りに関しては限りなく0に近づけなければいけません。
(ラグが原因ではないものはもちろん除きます。)

これが出来ているかどうかってのも十分音質に関わるかと個人的には思っています。
変に被ってるところを残せば聞きにくいのは当たり前ですしね。

○カラオケで収録

遡って考えていくと一昨年の9月に始めたときはカラオケで収録でした。
その時は二人でコンデンサーマイクをそれこそ漫才のセンターマイクのように
挟んで角を突き合わせて喋ったものを配信していました。

確か最初期は僕は音質の編集はしていなかったかと思います。
特にノイズを消すわけでもなく外部の環境音なんかは十川が消してたような。
まぁそれをそのまま流す。そういう形で配信していました。


ほどなくして僕が音質の調整をするようになりました。
カラオケでの録り音は非常にクセが強かったのが印象に残っていますね。

カラオケの壁は音が反響するように作られていることが多いので
少しエコーがかかったような音質になっちゃって、それをイコライザーなんかで抑えながら配信していました。

まぁ今更ですが、それこそ喋りを編集すること自体初めてでしたし、
時間もあんまりかけられるものでもなかったので、

十川の「もっとノイズ抑えた方がいんじゃない?」

なんて意見を聞いたり聞かなかったりしながら作っていました。


コンデンサーマイク1本のときは十川の声が大きすぎて割れちゃうし、
小さくすると俺の声が通らないしで結構大変だったなぁ・・・。


○スタジオ収録

それからしばらくしてからスタジオ収録に切り替えて、
お互いダイナミックマイクを一つづつ構えて収録していました。

その頃からある程度プリセット(内容はコンプレッサー、マキシマイザー、イコライザー)
を作って対応していました。

ちなみにlogicはどうか分かりませんが、cubase系統のソフトには
大体podcast用のプリセットが用意されているのでそれを使っています。
もちろんiphoneアプリのcubasis2,3にもプリセットが用意されています。

cubase自体は作曲でずっと使っていましたが、数カ月前にpodcastのプリセットを見つけて感動しました。
(以前記事にも書いたので宜しければ。)

十川の声の抑揚がでかすぎてそのプリセットが使えなかったのは今はいいです。いいです。

そんでそのスタジオ収録していたときも録ったものを音質だけ調整して、
そのまま(イコライザーでノイズを抑える程度で)配信していました。

今になって考えたら、それがpodcastを配信する上ではベストなのかなぁなんて思ったり、
やっぱり思わなかったり。

まぁ人それぞれ、番組ごとの特色で合う合わないはありますが、
多分シンダイトッキュウはそういうことなのかなぁなんて思ってます。

とまぁカラオケ、スタジオから現在の通話アプリでの収録ときましたが、
基本的には十川がどういう風に録りたいかってのが先にあって二人で相談して決めていってます。
それに対して僕も十川も編集する方法を毎回変えてるって形ですかね。


○まとめろやと。

イマイチまとまらない思考をそのまま出してしまいましたが、
やっぱり最初に言った通り

聞きやすければなんでもいい。

手法は色々あれど、聞きやすさの作り方に一番重要なものは、
ホントに自分が聞きやすいと感じるかどうかって話です。
あとは自分が聞きやすいと感じた番組なんかを聞いてそれに合わせるくらいですかね。


声質や滑舌を度外視してしまえばという話にはなりますが、
録り音をしっかりしてれば聞きにくいものなんて、そうそう出来ません。


現代のスマホで録れば、みんな現代のスマホで聞くわけですしね。
もっとたくさんの人がターゲットやねんって人は
それこそ色んな人の聞く環境を用意して音の調整をするしかない。
調整も分かんなければそこそこ高いソフトに任せればいい。

でもぶっちゃけpodcastの音質にそんなことしなくていいです。

ここに心血注ぐなら、podcastの内容に心血注いだ方が全然良いです。
そんで最低限というハードルを敢えて作るとするなら、
全部スマホに任せる。

これで十分かと。

ツイキャスとかスマホのマイク使ってる人いっぱいいるでしょ?
ツイキャスとか見たことないけど。

僕の場合は内容を十川に投げてるからこそ、
音質に関しては自分が頑張らなきゃって思ってるだけですしね。
だからこそ編集をがんばりながら、今日もがんばって相槌を打つわけですね。

と、偉そうにいっぱい書きましたが、
シンダイトッキュウ本編でお聞き苦しい部分があったら・・・我慢してね!えへへ!

ほな。

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