十川皓介「忘れがたき」その1 CAPCOM.VS.SNK2 2001

雑記シリーズを始めてみようと思います。
「特急」という縛りを離れ、「シンダイトッキュウ」のしゃべりから離れ、
書き物にチャレンジ。

忘れがたき.png

「忘れがたき」と題して、忘れえぬ思い出、スーベニア、形見、諸々を綴っていこうと思います。

さて、第一回目は対戦格闘ゲームの超名作、

          CAPCOM.VS.SNK2         
 MILLIONAIRE FIGHTING 2001 



なんでこんな絶妙なラインを攻めるのか。それは思い付きでもあるんですけど、
さる2月15日、ですか。格闘ゲームの祭典、
「EVO JAPAN 2019」
が我が地元、福岡で開催されたのでなんとなく思うとこあり、この選択になりました。
福岡国際センター。
僕が成人式やったトコですよ、たしか。

このゲームの紹介をいたしますと、
格闘ゲームのふたつの金字塔、CAPCOM(ストリートファイター、ヴァンパイア)SNK(餓狼伝説、竜虎の拳、およびKOF)の二つの会社の
クロスオーバー作品になります。
CAPCOMが進化すればSNKも進化する、SNKがパクればCAPCOMもパクる。
なんてイマドキでいうなら「ビーフ」をカマしあってたこの二社が協同企画で作ったゲームです。
(リョウ・サカザキやダンのくだり。さらに森気楼氏の動きも個人的にはムズムズします。詳しくは調べて)

面白くないわけがない、といったゲームの二作目だったんです。
そりゃ面白くないわけがない(二度目)。
だいたい映画も二作目が面白い。ターミネーター2、バックトゥザフューチャー2、エイリアン2、哀・戦士

今見てもキレイ、カッコイイ、強い ドットキャラクター。
サントラは手に入れ辛いクールなBGM、
キャラクターの多さ(44人)に加え、ファイトスタイルを変えることができるGROOVEシステム(6つ)
あらゆる状況がバランスよく襲ってきます。恐ろしいくらい。
あとボイスも最高峰だと思います。

まあ紹介はこの辺にして。

このゲームに僕が触れたころ、
僕は12歳でした。おそらく2002年。

小学生なんですけれども、僕はよくサボっていました。
サボッて本屋に行ったり、図書館にいったり、ゲーセンに行ったりしていました。

ーーーー補導されないの、って話については、「シンダイトッキュウ」を聞いてくださっている方には解るかもしれませんが、
超がつくフケ顔だったので(小学3年生の時からあだ名が”オジサン”)、まったくその心配はありませんでした。
むしろ子供料金で何かのサービスを受けられた事の方が少ない。

駅ちかくの、地下のゲーセンがお気に入りでした。
人もマバラで、プライズやプリクラがないので、カップルもいない。
そして大概のゲームが50円だったからだったと思います。
うっすらヒゲが生えてても小学生だからね。

ヴァンパイアセイヴァー2やストリートファイターZERO3なんかをよくやっていた気がします。
メタルスラッグは苦手でした。雷電なんかもちょくちょくやってたか。プリクラ?そんなもの戦場にはおいてない。

ただ、いつも人気で、なかなか座れないのがCAPCOM.VS.SNK2(もうめんどくさいのでC.V.S2と表記します)

お兄さんたちがプレイするC.V.S2をじっと見ている僕。
飛び跳ねるブランカ、体が真っ赤になるサクラ、エドモンド本田に食らいやがれする京。

知っているキャラも知らないキャラもとてつもなくカッコよく見える。
そんなキャラ達で戦うお兄さん達も途方もなくカッコよく見える。
そんな中には入ってはいけないのだ。
邪魔をしてしまう、みたいな気持ちだった。

1時間2時間見てても飽きない。アホの顔をしながら立ち尽くす僕に、

「やんないの?」

と易しく声をかけてくれるお兄さん。
後から聞いた話、ガキだという事はわかっていたらしい。
モミアゲがあごひげに合体しかけてたけどね。

おぼつかない返事をモゴモゴとしてから、おずおずとプレイする。
圧倒的なキャラ数。グルーブなんて見てたってよく判らない。
モタモタしてるとさっきのお兄さんを含めて三人ほど後ろで色々教えてくれる。

はじめはC-GROOVEだ。スト2はわかるだろ?じゃあリュウとケンいれとけ、あとベガ。(無視してモリガン)

ゲームが始まる。 相手はゆっくり歩いてきてくれたり、無難に波動拳をジャンプでよけたりする。
前転で避けろ、真空だせるんだな。中キックをここで、ボディが甘いぜ。

皆でワイワイ僕に指示を出していく。相手も完全な接待プレイだ。
勝ったり負けたり上手にしてくれる。ダンがぐるぐる回ってる。ドシタドシター!
でも最終的には僕に勝たせてくれるのだ。

こんな事を何度も続けてくれる。
格闘ゲームは相手に勝つ限り、無限にプレイできるのだ。

変わるがわる対面の席に座り、接待プレイしてくれるお兄さんたち。

こうして僕はC.V.S2のイロハをその体に叩き込んだ。
前転キャンセル、オリコン、小ジャンプ、対空、ブロッキング、ブランカの恐ろしさ。


今の格闘ゲームのスキルは、お兄さんたちからの贈り物だ。新しい仲間に。
あるいは平日の昼間にこんな所にいるガキへのやさしさだったのかもしれない。
その時の僕の心境といえば、










 怖ええよ。

今のゲームセンターとは違うからね、そこのお兄さんたちは、だいたい不良だからね。
革ジャンの金髪だったり、ガチのモヒカンとかいたし、春麗みたいなブレスレットつけてる人もいたしね!
そりゃ怖かったよ!!中学上がる前だっての。

その後、ゲームキューブ版のC.V.S2を買ってひたすら練習して週末ゲーセン、というのがよくある流れでした。
高校上がって忙しくなる頃まで通ってました。
C.V.S2もやってましたがギルティギアの方にも傾倒していきましたね。

タバコ以外のよくない遊びをたくさん教えてもらいました。

今頃お兄さんたちはどうしてるだろう。
まだC.V.S2やってるだろうか。ストリートファイター5もやってるかな?
あるいはもしかしたら、EVO JAPANに出てたりしてるかもね。

僕もいまだに新宿のゲーセンでC.V.S2やります。
そしてボコボコにされてます。
技術が煮詰まったヤツらがひしめいてます、魔都・新宿。

それでは、また何かを語ろうと思います。


楽しい雰囲気、感じてもらえると思う↑

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